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2022年12月23日
横浜市歴史博物館にて
活字の歴史をたどる企画展がスタート
 
 横浜市歴史博物館(横浜市都筑区)は、22年12月10日~23年2月26日の期間にて企画展「活字 近代日本を支えて小さな巨人たち」を開催している。
 同展は、漢字活字の誕生から活字と印刷術の日本への伝来について、そしてその後の発展の歴史をたどる内容。「Ⅰ 日本の印刷」、「Ⅱ グーテンベルクと世界三大美書」、「Ⅲ 漢字活字の誕生と伝来」、「Ⅳ 横浜の印刷物」、「Ⅴ 様々な活字と印刷物」、「Ⅵ 直彫からベントン・デジタルフォントへ」の5つにわけ構成する。デジタルフォントに囲まれた現在の文字文化の原点を探り、身近にある活字の世界を振り返る展示となっている。
 また会期中は、中央大学文学部教授の鈴木俊幸氏や東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授の鈴木淳などの講師を迎えた講座や講演会をはじめ、手動式の印刷機を使用した印刷体験の開催も予定している。
 料金は一般1,000円、高校、大学生700円、小・中学生および横浜市内在住の65歳以上は500円となっている(企画展のみ)。営業時間は9~17時(最終受付は16時30分)。