差別化の武器となるコンデンサーマイク
現行モデルをリニューアル

 
　カラオケボックスにおいてワイヤレスコンデンサーマイクの導入が増えてきている。
 
　感度が高く細やかに音を拾うなど、音質に優れる一方で、以前は、衝撃や湿度に弱いなど繊細なイメージがあり、コスト面の理由もあって、業界では大きく普及していなかった。
 
　㈱オーディオテクニカは、さまざまな技術的な改善を行ない、カラオケ業務用で十分に使用できる高品質なコンデンサーマイクとして、2018年に赤外線コードレスマイクロホン「AT-CLM9000PRO」とUHFワイヤレスマイクロホン「ATW-T63PRO」を開発、高い評価を得た。さらなる普及を目指すなか、2023年9月に、「音質向上、耐久性向上、互換性」をコンセプトにリニューアル。それぞれの後継機種として「A TCLM9010PRO」、「ATW-T63aPRO」を発売した。
 
　音質と耐久性を追求して、新規でユニット構造を変更。音質はより歌いやすいようにチューニングを実施した。耐久性についても、コロナ禍を経たカラオケでの消毒オペーレーションにも沿って開発がなされた。また、リニューアルにあたって、現行品との互換性を持たせた形となった。
 
　AT-CLM9010PROは、赤外線コードレスマイクロホンで、「ヴォーカリストを潤す有機的質感。」をキャッチコピーとしたハイエンドモデル。軽量、コンパクトタイプでありながら最高の性能を備える。また、同じルーム内で最大8本のマイクで同時歌唱可能なチャンネルを用意するなど、変化し続けるカラオケシーンに、多様な遊び方を提案するフラッグシップとなるシリーズである。部屋の大きさに合わせ、赤外線出力を3段階に切り替えでき、省電力運用ができ、ハウリングしにくいように、音量切り替えスイッチも搭載した。
 
　一方、AT W-T63a P ROは、業界唯一のUHFワイヤレスコンデンサーマイクロホンで、コンパクトなショートタイプでありながら、こちらも高品質なコンデンサーマイクユニットを搭載する。コンパンダー（音声の圧縮・伸張）方式でダイナミックレンジを拡大しローノイズ化を実現するなど高品質なモデルである。800MHz帯で、大部屋での歌唱でも安定したパフォーマンスを実現する。
 
 

デモでカラオケ事業者から高評価
ユーザーの満足度も高い

 
　同社では、発売後、全国のカラオケオペレータやディーラーに積極的にデモを行なっている。実際に試してみた結果、音質に対する評価が高く、「歌唱者がもっている音質を鮮明に拾ってくれる。」、「ダイナミックマイクとの違いをユーザーに提供することで、顧客満足の向上に繋がる。」などの声を得ている。
 
　耐久性についても、現行導入モデルでの設置実績が増えているなか、大きなトラブルもなく安定しており、充分に信頼できる性能となっている。
 
　また、昨今のカラオケで増えている「マイマイク」需要でも、同シリーズはカラオケ玄人ユーザーからも評価が高く、個人で購入するケースも増えている。自分だけの高品質なマイクを持ち込んでの歌唱という新しいニーズにも十分に応える。
 
　オーディオ専門メーカーとして、独自の技術とノウハウを活かし、マイクロホンやアンプ、スピーカーなど、音の入口から出口まで、多彩な商品ラインナップを展開するオーディオテクニカでは、高音質で歌いやすいコンデンサーマイクを、店舗の差別化アイテムとして提案し、集客アップに貢献していく。
 

 
【メーカーサイト】
■AT-CLM9010PRO
　https://www.audio-technica.co.jp/amz/product/AT-CLM9010PRO
 
■ATW-T63aPRO
　https://www.audio-technica.co.jp/amz/product/ATW-T63PRO
 
 
【問合せ】
■㈱オーディオテクニカ プロオーディオ営業部アミューゼム課
　https://www.audio-technica.co.jp/business/support/amz/
　tel. 03-6801-2030