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東京ドイツ村
ウインターイルミネーション2021〜2022

ランタンで製作されたカラフルな「海賊船」が人目を引く

 

アトラクション要素も採り入れ
コンテンツ内容を毎回拡充

 東京湾アクアライン経由で東京都心部や横浜市から車で1時間程度で行けるレジャー施設として人気の高い東京ドイツ村。同施設では、今年で16年目を迎えるイルミネーションイベントが開催中だ。回を重ねるごとに内容の充実を図り進化を遂げており、毎年楽しみにしているリピーターは多い。新型コロナ感染症拡大前には同イベント期間中に約60万人の入場者を迎え入れており、ウインターシーズンの集客を大きき支える重要なイベントとなっている。
 
 東京ドイツ村のイルミネーションの特徴は、単にコース内を歩くだけではなく、アトラクションの要素を採り入れた仕掛けを随所に設けている点だ。なかでも特に人気なのが2020年シーズンから導入された「ジュラジャーマン・ライド」だ。自動乗用カートに乗って1周約8分のコースを楽しむものだが、コース途中の各所にティラノサウルスやディロフォサウルスなどの恐竜たちが待ち受け、アドベンチャー感覚あふれるアトラクションだ。また、ランタンで製作された「海賊船」に向かって大砲を打つものや、ジンジャーマンの口から甘い香りのするシャボン玉が出るなど、誰もが楽しめるアトラクションが用意されている。

全長3mの大砲が2台設置され、発射ボタンを押すと号砲とともに煙が出て、海賊船のイルミネーションが点滅する仕掛けとなっている

見晴台からの全景。高台からは地上絵のようにデザインされたイルミネーションが楽しめる
 

「ジュラジャーマン・ライド」は自動乗用カートに乗り、巨大な恐竜たちが待ち受けるアップダウンのあるコースを廻る(1台2,000円)

恐竜が大きく口を開いた中を通るなどさまざまな仕掛けが用意されている