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フェスタ・ルーチェ
in 和歌山マリーナシティ

橋の上に設置された光のアーチ

 

コロナ禍開催で中学生以下無料に
10万人超の来場者

 今年で5年目を迎えた「フェスタ・ル-チェ in 和歌山マリーナシティ」は、「スイスなフェスティバル」をテーマに2021年11月3日から2022年2月14日までの77日間開催された。会場は、ヨーロッパの美しい街並みが見事に再現された和歌山マリーナシティの「ポルトヨーロッパ」。
 
 2017年から毎年開催された同イベントは、過去4年で約38万人の集客を数える。新型コロナ感染症拡大でのスタートとなった2020年は、コロナ禍で楽しみの減った子どもたちに笑顔を提供しようと、入場料金を中学生以下は無料、学生は半額(1,500円から750円に)にするという思い切った料金改訂を実施した。その結果、大阪からの集客が増えるなど10万人を超える集客があったという。今回も前回同様の料金体系を継続し、集客を確保した。
 
 ウィズコロナでの開催のため、イルミネーションのコンテンツにも工夫がみられた。前回はソーシャルディスタンスが保てるフォトスポットを開設したが、今回はカメラモニター前で顔写真を撮影すると、その写真が城壁面のクリスマスツリーに映し出されるものに変更。このほか、人が通ると音が鳴り地面に花と雪にお映像が映し出される「フラワーシャワーカーペット」や「光のタップダンス」など遊び感覚のイルミネーションが採り入れられ、ファミリーに人気を集めた。

噴水広場の壁面には常時、プロジェクションマッピングが上映されている

ステップすると様々な色に変化する「光のタップダンス」

人が通るとセンサーが感知し、花や雪の映像が流れる