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GENDA

 

M&Aによりグローバルに事業拡大
世界一のエンターテインメント企業
目指す

 

グローバルにエンターテインメントのネットワークを構築し、世の中に流通する「楽しさの総量」を増やすことを目指すGENDAM&Aにより、エンターテインメントとしてできることの幅を広げつつ急成長している。
現在の取組みについて代表取締役社長の申真衣氏に話を伺った。


代表取締役社長

真衣

直近の1年間で52店舗拡大
海外展開も含めて258店舗を展開
 
── 創業から急速に事業を拡大されていますが、現在の状況は。
 
 「世界一のエンターテイメント企業をつくらないか」と会長の片岡に誘われ、意気投合してこの会社をはじめましたが、4年半を経てGENDAグループのアミューズメント施設は、現在アメリカ、台湾を含めると258店舗となり、1年前と比較しても52店舗拡大しています。昨年の8月にはグループ企業の新しい経営体制も整い、アメリカ、台湾、中国での施設の開発・運営会社、VRコンテンツ事業会社などを取りまとめて、大きくアクセルを踏んでいける準備が整ったと考えています。
 
 コロナの影響を受けた時期はありましたが、すでに大きく回復が見られています。SC内および郊外型店舗の回復が早く、さらに回復の遅かった都市型、都心部での回復も顕著に表れています。わたしたちの強みはすべての立地形態での営業ですが、すでにコロナの影響から抜け出し、新しい成長に向かって邁進できる状況にあると判断しています。
 
── 現在のアミューズメント業界をどう見ていますか。
 
 コロナにより自宅で過ごすことが多くなり、サブスクリプションによる映像配信サービスが人気を高めました。これによってアニメ関連作品に触れることが多くなり、人々のIPへの関心度が高まっています。そうしたなか、気軽にIPに触れることのできる場所としてアミューズメント施設に大きな注目が集まっています。今後の安定的な成長が期待できると感じています。
 
 過去にはゲームが得意ということは“オタク”であると考えられてきました。しかし、コロナの影響でコンソールゲーム、オンラインゲームの需要が拡大すると、ゲーム配信の活性化につながりました。これにより、明らかに潮目が変わり、いまではゲームが得意だということは、“憧れ” の対象であり、このことは私たちの市場の分母を拡大する結果を生みました。私たちはこれを大きなチャンスととらえています。
 
 そのなかで弊社は、拡大したマーケットをしっかり取り込んでいく施策を打っています。意外なことに、マーケットの潮目が大きく変わって市場が拡大する傾向にあることは業界内でもそこまで認知されていない傾向があるようで、そこがチャンスと私たちは考えています。
 
── そのチャンスで貴社はどう取り組んでい
くのでしょうか。
 
 具体的には、店舗数と市場シェアを早期に拡大していくことで、各メーカーさまとの協力関係を強化し、やりたいことを実現するスピードを高めていきたいと思います。マシンやオリジナル景品の開発なども実現しやすくなります。皆さまにも弊社と取り組むことのメリットをしっかりと還元していきます。
 また、SEGA、宝島、スガイディノスの店舗が仲間に加わり、強みであったSEGAのロケーションノウハウに各社のノウハウが加わり・・・
 

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