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ドラゴンキャッスル

高さ18m、幅32mの六角形の形状をしたドラゴンキャッスル。幹線道路である国道1号線沿いで営業する

 

高さ18m、幅32mの巨大アスレチックタワー
箱根西麓エリアへの観光誘致を強化

 静岡県三島市の史跡である山中城址公園隣接地に8月8日、巨大アスレチックタワー「ドラゴンキャッスル」がオープンした。経営にあたるのは、三島市を中心に6店舗のパチンコホールを展開する㈱フジコー。同社は2015年12月、歩行者専用吊り橋として日本一の全長を誇る「三島スカイウォーク」を開設。富士山の絶景が楽しめる吊り橋として人気を呼び、初年度は140万人もの入場者を記録した。ドラゴンキャッスルは三島スカイウォークから車で約2分と近く、新たなレジャー施設の開設により箱根西麓エリア一帯の活性化を目指している。
 
 高さ18m、幅32mの六角形の形状をしたドラゴンキャッスルの外観は圧巻だ。合計32本の鉄柱の間に、机やサーフボードなどを使用した個性的なアクティビティが所狭しと配置されている。アクティビティはアスレチックコース92種類、キッズコース18種類、クライミングツリー2種類の計112種類をラインナップ。このほか最上階には富士山や駿河湾などを望む天空回廊を併設する。
 
 ドラゴンキャッスルの最大の魅力は、地上高の異なる3つの階層(高さ3m、8m、13m)からなるアスレチックコース。上層にいくほど難易度は高くなり、8m間隔で設営された各アクティビティは青・赤・黒の3色で難易度別に色分けされているため、利用者のレベルに応じたトライアルができる。
 
 利用は1時間単位、Webサイトからの予約も可能で、料金はアスレチックコース、キッズコース、クライミングツリー、天空回廊と個別に設定されている。

高さ3mに設営されたのアスレチックコースのアクティビティ。クモの巣やボートなどユニークなものが多い

サーフボードとオールを使い移動するアクティビティ
 

宙に浮いた不安定な状態のテーブルと椅子だが、ちゃんと座ることができる

高さ1mに設営されたキッズコースは16種類のアクティビティを用意