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ASOBLE
THE OUTLETS KITAKYUSHU

トランポリンのように飛び跳ねて遊べる「ふわふわドーム」

 

遊びを通じて学び、SDGsなど未来を考える
新業態アミューズメントパーク

 アミューズメント施設「楽市楽座」「アドアーズ」を全国に運営する㈱ワイドレジャーは、2022年4月28日、イオンモール㈱が北九州市に開業する商業施設「THE OUTLETS KITAKYUSHU」のエンターテインメント棟の1階に新業態アミューズメントパーク「ASOBLE(アソブル)」をオープンした。
 
 「遊べば遊ぶほど未来が良くなる場所」をコンセプトに、遊びを通じて未来を考えるきっかけになる共通のテーマをもとに、同社独自開発のゲームコンテンツや、世界から集めた遊具が集められた。
 
 身体を動かす無料の遊具ゾーンが広く取られ、「ふわふわドーム」や「スベリほう台」、「迷宮の壁」が設置された。「ふわふわドーム」は、飛んだり、跳ねたり、登ったり、遊びながら体力や脚力を養うことができるエアー遊具。背面には高さ3m、幅9mの巨大な「手のひらアート」の壁面が広がる。「スベリほう台」は、6mの天高を活かした高さ4mの大型滑り台。脇には左右互い違いになった上って楽しいユニークな階段やボルダリングレーンも備える。「迷宮の壁」は、壁面に設置された木製の立体的な迷路コースで冒険心をくすぐるアクティビティだ。
 
 その周囲には、振動や回転によって発生するエネルギーで音や光を楽しめるユニークな「発電遊具シリーズ」でブランコ、シーソー、スピナーの3種が揃う。
 
 一方、オリジナルの有料コンテンツとして開発されたのが、ARシューティングアトラクション「アニマルニア」だ。プレイヤーは、プレショーをみたあと設定されたプレイエリアに出発し、専用のシューティングガンで、QRコードのあるポイントを回り、環境破壊モンスターを倒して絶滅危惧種の動物たちを救出していくアトラクション。
 
 他にも、売上げの1%を地元北九州市の学校応援基金などに寄付する「チャリティクレーン」や、全長4m超の世界最大級の「メガクレーン番長」などユニークなクレーンゲームが揃う。
 
 施設全体では「店内グリーン計画」に基き、グリーンアーキテクトを専門とする企業による設計・施工を行ない、緑や木を使ったアウトドアであるかのような空間が広がる。照明にもこだわりをもち、特殊照明により、外部の光と連動し明るさも変化する、自然の太陽光のような環境演出がなされる。
 
 ASOBLEは、地球環境やエコなどをテーマに、子どもたち自身が遊びながら学び成長する施設を目指す新しいあり方のアミューズメントとして、今後の展開が期待される。

長さ4mの木製の幅広滑り台「スベリほう台」

壁面に設置された木製の立体的な迷路コース「迷宮の壁」

遊具の振動や回転エネルギーで音や光が楽しめる発電遊具シリーズ

ブランコ、シーソー、スピナーの3種類を設置

環境問題を学べるフリーロール型のARシューティングゲーム「アニマルニア」

緑や木を使ったエントランスには環境にやさしい循環型手洗いスタンドも設置

全長4m超の巨大クレーンゲーム「メガクレーン番長」
売上げの1%が地元の学校応援基金に寄付される「チャリティクレーン」

©創通・サンライズ